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「高学歴女子」が婚活する前にすべきこと

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私が主宰している婚活予備校「魔女のサバト」の生徒達は高学歴な女性が多い。

勤め先も大手や外資、専門職や役職者も多く、結果的に年収も日本女性の平均を大きく上回っている。

婚活市場で学歴やキャリア、年収が高い女性を男性達が避ける風潮は以前よりは減ったが、それでも彼女達が有利かと問われれば、全体的に見ると男性より少し低めの女性達の方がまだまだ人気が高い。

家庭運営にはお金がかかるのに、これだけ円安だー、物価高だーと言われてるのに、女性のキャリアや収入が男性のそれより価値が無いと言われているみたいで納得いかないし、もったいない限りだ。

ただ、職場恋愛や学生の頃からの彼と結婚した例は別であり、最近ではパワーカップルとなってタワマンを買ったり、「どっちが育休取るかという相談」も数多く舞い込んでくるので日本も変わりつつあるな、と個人的には思ってる。

問題は婚活市場で頑張る高学歴な女性達だ。

前述した通り男性達にビビられるのは勿論のこと、ひどい例だとヒモになりたい男性しか来なかったり、詐欺に遭ったり、変な投資セミナーの勧誘に遭ったりもしている。

だから心配で心配で、「ちゃんとした所で婚活して欲しい」というのは勿論のこと、「〇〇な人と出会う為に婚活する」というぶれない軸、断固たる決意が必要なのだと口を酸っぱくして伝えている。

目次

●頭がいいからこその落とし穴

彼女達の結婚を難しくするのは外的な要因だけではなく内的な要因もある。

婚活塾をやっておいてなんだが、結婚したからと言って100%幸せになれるかと言えばそうではない。

じゃあなんで色々な人が結婚できているのかと言えば、恋に酔っぱらったり、早く子供が欲しかったり、「本当にこの人でいいのかなぁ」とマリッジブルーに襲われつつも、どこかで「えいやっ!」と清水ジャンプ出来てるからだ。

ところが、彼女達は頭が良いから、色々なリスクを考えてしまう。

目の前にいるお相手が籍を入れた途端豹変するリスク、今は良くても生活の中で彼が卑屈になるかもしれないリスク、子供の教育方針が合わないかもしれないリスク、両家の価値観が違い過ぎて後に問題になるかもしれないリスク…。挙げたらきりがないが、結婚はリスク計算が出来てしまえばしまうほど縁遠くなるのは間違いない。

●成功事例に学ぶ「高学歴女子」が結婚する方法

とはいえ、リスクが見えてしまうのにわざわざそこへ飛び込むのも「幸せ」には程遠い訳で、極力リスクが少ない(もしくは見えない)形で清水ジャンプするにはどうしたらいいのか?

彼女達と同じようにハイスペックな女性達が何を考え、どんな行動をして成婚したのか事例を紹介したい。

・外語大出身、外資系企業に勤めるA子さんの場合

メディアを見れば不倫や離婚報道ばかりだし、既婚の同僚や先輩達の愚痴ばかり聴いてきたA子さんは「結婚したいけどリスクしか見えない」という状態で婚活市場に参入。ところが、猜疑心ばかりが先立ってしまい、デートする人全員に対してまるで面接官のような口調で接してしまっていたのだとか。

当然ながら何人会っても上手く行かず、ある日、「自分の結婚に対するイメージが良くない」という事に気づいたのだとか。そして、上手く行っているご夫婦の所に相談に行ったり、家に遊びに行かせてもらったりして、先ずは結婚に対するイメージを変え、上手く行くお相手の特徴や二人のコミュニケーションを学び、再度婚活に臨んで成婚。

・東大卒、大手企業勤務のB子さんの場合

婚活市場で何人と会っても「お相手が卑屈になる」「話が合わない」等で上手く行かなかった彼女は、

「もう、東大卒の男性としか結婚しない!」

と心に決めて、友人知人になんと言われようと東大卒以外見向きもせずに婚活。

その潔い絞り込みの結果、良いお相手に出会い見事成婚。もちろん、それ以外にも見た目や性格や価値観など合う所はあったから結婚されたのだが、あくまでも入り口の部分で「東大卒オンリー」にしたのは、結果的に同じような家庭で育った、似通った価値観の人との出会いにつながったそう。

・慶応出身、出版社勤務のC子さんの場合

恋愛は上手く行ってたのに、仕事が忙しすぎて結婚に至らなかったC子さんは、年齢的にもとにかく早く子供が欲しかった。そして、子供がいる家庭を想像した時に、激務な自分と、激務なパートナーだと成り立たないという事に気づき、⓵家で仕事をしている男性、②家事育児が得意な男性、③働く自分を応援してくれる男性、という3つの条件で婚活した。

婚活女性あるあるで「話が得意な女性は、自分よりもっと話が上手い男性を求める」があるが、C子さんは逆で、「私ができる事は私がやればよくて、私ができない事をできる人と家庭を作りたい」と思ったのだとか。

この戦略パターンもある意味正しいと私も実感していて、営業だけの会社も、経理だけの会社、社長だけの会社がなりたたないように、それぞれ得意な分野が違うと家庭という最小の組織は上手く行きやすいし、互いに尊敬し合えるし、無くてはならない存在になりやすい。

結果的にC子さんは在宅の個人事業主と結婚して、家事育児の多くを彼が、収入の多くを彼女が担い、彼女がローンを組んで庭付き一戸建ての家で幸せに子育てしている。

高学歴女子の皆さんに置かれましては、「高学歴だから上手く行かない…」とあきらめるのではなく、是非とも先人達から学び、自ら変化して幸せを掴んで欲しいと思う。

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この記事を書いた人

リントス株式会社代表取締役。25歳で人材コンサルティング会社ジョヤンテを設立。女性のエンパワーメントに力を入れた事業を運営。2016年には共働き志向の男女向け婚活サービス「キャリ婚」を創設。現在はベランダ株式会社取締役、株式会社ninoyaの取締役、株式会社インプレスマネージの社外取締役を兼任。婚活予備校「魔女のサバト」代表。著書『やっぱり結婚しなきゃ! と思ったら読む本: 35歳からのナチュ婚のすすめ』『愛は技術』『結婚したい女子のためのハンティング・レッスン」など。

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