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女性に限って言えば、恋愛経験が少ないことはむしろメリット【川崎貴子×菊乃①】

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婚活予備校「魔女のサバト」の黒魔女・川崎貴子さんと恋愛コンサルタントの菊乃さんに、「婚活に効く見た目アップのコツ」をテーマに対談していただきました。全4回。

※対談は、2024年6月に行いました

目次

恋愛がうまくいく女性とうまくいかない女性、その違いとは?

川崎 初っ端からちょっと哲学的なテーマになりますが、「恋愛がうまくいく女性とうまくいかない女性」、その決定的な違いは何だとお考えですか?

菊乃 恋愛がうまくいかない女性のすべてを知っているわけではないので、あくまでご相談に来る方の傾向をベースにお話ししますと、頭でっかちの方が多いように感じますね。結構、情報収集をされているので、決して努力していないわけではないと思うのですが、努力の方向が違うというか。

川崎 なるほど。

菊乃 もう少し噛み砕くと、行動量が少ない印象があります。いっぱい調べて、考えて納得してからじゃないと動かないみたいな方が多いように感じますね。

川崎 すごくよく分かります。私は、恋愛がうまくいく人といかない人の決定的な違いは、「勇気」かなって考えていまして。ちょっと話はずれますが、うち娘がずっと合気道をやっているのですが、合気道って延々と転び方を学ぶんですよ。

菊乃 そうなんですね。それはなぜなんですか?

川崎 もちろん頭を打ったりすると危険だからだとおもうのですが、転び方を練習した後は、技を掛け合う練習に移るんですけど、それでも毎回、転び方の練習をするんです。要は、転び方を学ぶことで、「転んでも大丈夫」とか「転んでもすぐ立ち上がる」とか、ダメージの少ない転び方を身につけているんですよね。

菊乃 なるほど。

川崎 ダメージの少ない転び方を身につけているから、もう致命傷にならないってわかっているんです。これを恋愛に置き換えると、例えばすごい高値の花な男性がいたとします。自分からアプローチしても、振られちゃうかもしれない。そうしたら、もう生きていけない!と、一瞬、頭を過ぎるかもしれません。でも実際は、生きてはいけるw。だったら、アタックしてみようって、勇気が持てるかどうかの差は大きいと思うんです。

菊乃 おっしゃる通りだと思います。

川崎 菊乃さんがおっしゃっていた行動の量って、例えば何年間も想いを溜めて、やっと告白するみたいな重いものじゃなくて、飲み行こうよとか、ちょっと相談あるから話聞いてみたいな軽い感じのアプローチでいいんですよね。

菊乃 はい。その通りです。

川崎 すごいテクニックがあるとか、そういうことではなくて、ただ単に転んでも大丈夫っていう勇気があるだけでいい。とはいえ、やっぱり想いを溜めて溜めてって方は多いものですか?

菊乃 結婚相談所とかでも自分から申し込む女性って極めて少ないです。マッチングアプリでも、相手のプロフィールを見たら「結婚の希望」の項目を「2~3年後」に選択してるから、私とちょっと結婚感違うかなとマイナスに妄想して、何にも始まってもいないのに、まだ告白されたわけでもないのに、勝手に終了していく女性、めちゃくちゃ多いかもしれません。プロフィールで選んだ項目なんて、登録時の気分で深く考えず入力しているだけだったりするケース、少なくないのにw

川崎 もったいないですよね。だから、恋愛がうまいと言われている勇気だけの女性たちがガンガン刈り取って恋愛機会を獲得して、経験値を積んで恋愛マスターになっていく。逆に、勇気を出せないタイプの人たちは、経験値が積めずに、恋愛経験が少ないことをコンプレックスに思っている。まさに二極化ですよね。

恋愛経験が少ないのは、コンプレックスではなくメリット

川崎 ちょっと話は変わりますが、恋愛経験が少ないことをマイナスに考えないでほしいなっていうのも一つあるんですよね。女性としては、全く恋愛経験がない男性っていうと、ちょっと怖いなって思ったり、一から全部自分がやんなきゃいけないのって思ったりするから、「大変だな」と、感じるかもしれません。でも、逆のケース、女性が実は恋愛経験ないんですって言ったら喜ぶ男性は結構多いと思うんです。

菊乃 多いですよ。

川崎 ですよね! なので、それをコンプレックスに思って手足が縮んじゃったり、大きい一歩が踏み出せなかったりしている様子を見ると、もったいなくて。

全然、マイナスではなくて、「僕と会うために待っててくれたんだね」と、大喜びしてくれる可能性の方が高いですよね。まぁ、気持ち悪いおじさんは別としてw 

菊乃 おっしゃる通りだと思います。そこ女性はめちゃくちゃ有利ですよね。アドバンテージなる人っていっぱいいますよね。

川崎 なので、恋愛経験なしで婚活することとか、恋愛経験なしでマッチングアプリに登録することとかっていうことに躊躇しないでほしい。そこをすごく思います。

菊乃 私も完全同意しますw

川崎 付き合った人数、本当は40人なのに3人ですって言っている女性が、いかに多いか! 恋愛経験が少ないことをコンプレックスに思われている方も多いので、それは全然違うよっていうのは、この場を借りてしっかりお伝えしたいですね。

最も簡単にできる一歩、踏み出すコツ

川崎 とはいえ、それでもなかなか勇気が出せないという方も少なくないと思います。そういう女性たちが勇気を出せる秘訣みたいなのって何かありますか?

菊乃 行動のハードルを下がることでしょうか。例えば、マッチングアプリでも、ちょっと気になったら「いいね」を押すとか、自分から申し込んでみるとか。LINEのやり取りでも、ちょっとしたことを自分から提案してみるみたいに、ハードルを下げて始めてみるのが良いと思います。ただ、これらはお相手がいる場合なので、一人でも取り組めるものとしては、見た目を見直すことから始めるのが一番、手っ取り早いと思います。

川崎 少しでも婚活の成功確率を上げたり、少しでも楽しく取り組めるようにする意味でも、容姿を磨くとか、おしゃれするのは、すごい大事だと思うんですよね。ちなみに、劇的に垢抜ける魔法というか、見た目のここを変えた方がいいよっていうところをぜひ、菊乃さんにお伺いできますでしょうか。

菊乃 ありがとうございます。婚活ファッションに限らず、最近はすごくカジュアル化していると感じます。

川崎 確かに。

菊乃 男性も毎日、スーツを着る割合って今や1割程度らしいですし、女性もオフィスカジュアルで、スニーカーで会社に行くみたいなのが普通になっていますしね。昨今は、婚活ファッションも難しい時代になったと思います。

川崎 なるほど。具体的に、これはどうなの?ってケース、ありますか?

菊乃 そうですね、例えば、参観日のお母さん感が醸し出されているとか、冠婚葬祭感が出てしまっているとか。

川崎 あははは。なんかわかる気がします。

菊乃 きっちりしすぎている感じって言えばイメージできますかね? 最近はカジュアルなファッションが主流なので、かつて良しとされていた花柄ワンピにカーディガンとか、パールのピアスとか、今的には違和感があるんですけど、これって指摘しづらいんですよね。

川崎 確かに。ご自身では完成されているというか、婚活ファッションはこういうものと、思い込んでいますものね。

菊乃 そうなんです。難しいのは、決してブサイクってわけではないってこと。ただ、5年前、10年前だったら、「きちんとしてるね」「素敵だね」って好印象だったスタイルも、今には合わないっていうか。

川崎 でも、結婚相談所などでは、いわゆる時代遅れ?な「きちっとファッション」を指導されていますよね。

菊乃 いますね。

川崎 ちょっと年配のコンシェルジュさんとか仲人さんから「こういう格好しなきゃダメよ」みたいな指導を受けて、正直、全然似合っていない、ちょっとズレたきっちりファッションで写真撮りましたっていう人が後を絶たない。

菊乃 後を絶たないですよねw なんて言うんでしょうか、ファッションが5年くらい前の時点で止まっている感じ。花柄のワンピースとかがそれ。結果、お母さんっぽくなってしまったりして。

川崎 ハハハッ。

菊乃 じゃあ、トレンドに乗っていればいいかと言うと、それも注意が必要で。例えば、最近はジャンスカとか、キャミワンピとか流行っていますけど、これも生活感が出やすい傾向がある。

川崎 そうですね。

菊乃 あと、忘れてならないのがメイク。

川崎 それは、どういうことですか?

菊乃 今って、「服できちんとして見せる」というより、服は割とカジュアルで、その分、「首から上がきちんとしている」みたいなのがウケる時代なのかなと思います。

次回【川崎貴子×菊乃②】では、婚活ファッションのコーデのポイントについてお話しいただきます。お楽しみに!

今回の対談ゲスト 菊乃さんのプロフィール

菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニストとして活躍。2011年に恋愛相談業で独立し、これまでに受けた恋愛相談は1000件以上。提供する恋愛コーチングは「具体的でわかりやすい」と好評を得ている。大手結婚相談所、行政などで婚活セミナー講師を担当し、『東洋経済オンライン』『女子SPA!』でも婚活コラムを掲載。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」(すばる舎)ほか、恋愛に関する本も計5冊執筆している。

今回の対談を主催した 魔女のサバト 川崎貴子のプロフィール

リントス代表。25歳のときに、働く女性のための人材コンサルティング会社を設立。

以来、一貫して「働く女性の成功・成長・幸せをサポート」する仕事に携わり、人材紹介事業や教育事業、女性活躍支援コンサルティング事業などを展開。

現在は、リントス代表、ベランダ株式会社取締役。著書に『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる』など。2児の母。

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この記事を書いた人

「魔女のテラス」編集部です。私たちは女性の結婚を応援するメディア「魔女のテラス」を運営しています。代表3名の共著『やっぱり結婚しなきゃ! と思ったら読む本: 35歳からのナチュ婚のすすめ』(河出書房)を、ぜひご覧ください。

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