婚活予備校「魔女のサバト」の黒魔女・川崎貴子さんと恋愛系インフルエンサーりのこさんに、「明日からすぐに試せる! 成婚への最強裏技」をテーマに対談していただきました。全4回。
※対談は、2024年7月に行いました
イケメン旦那さんとの馴れ初めはまさかの「逆ナン」?
川崎 りのこさんのXのポストは、胸に刺さるものが多いのですが、中でも興味深いポストの一つが、旦那さんネタなんです。ということで、今日は旦那さんとの出会いから伺いたいな、と思うのですがいかがでしょうか?
りのこ あははw 旦那の名言は多いんですよ。
川崎 わかります。
りのこ せっかくなので、まずは出会いからお話しさせていただきます。
川崎 はいっ
りのこ 旦那との出会いなのですが、結論から言うと「逆ナン」でした。港区女子の友達がいるのですが、当時、その港区の友達がパーティーを開催していまして。
川崎 誘ってくれたお友達とは、婚活きっかけで知り合った方ですか?
りのこ いえ、大学の同級生だった子です。「パーティーやるから来ない?」ってメールが来て、当時、彼氏募集中だったので、顔を出したんです。ただ、そのパーティーがつまらなかったんですよ、私的には実りがなくて。
川崎 どんなお相手が集まるパーティーだったんですか?
りのこ お医者さんとか、経営者ですね。私にはちょっとハイスペすぎるなと感じていて。それに、港区のパーティーに来るような男性って、ラウンジで働いていそうな、華やかな女の子のところに行きがちで。私は違うタイプだし、ここではマッチングしにくいだろうなと思っていたんです。それで、パーティーで声をかけた女の子と「一緒に飲み直さない?」という話になって。主催の港区女子の友人からは「二次会に行こうよ」って誘われたんですが、それは断ってダーツバーに行ったんです。
川崎 もしかして、そのダーツバーで?
りのこ はい。たまたま隣の席で飲んでいたのが、旦那です。
川崎 ほー。ちなみに、第一印象はどうだったんですか?
りのこ なんかこの人かっこいい!って思いました。
川崎 へえー。見た目がタイプだったんですか?
りのこ はい。見た目が何か可愛くてかっこいいな、と思って。
川崎 はいw
りのこ しばらくチラチラ見ていたんですよ。かれこれ40分くらい見ていたんじゃないかなw
川崎 えー、そんなに!! 長いですね。
りのこ はい。声かけるいいタイミングはないかな?って見計らっていたんです。
川崎 狙ってたわけですね、タイミングを。
りのこ 虎視眈々とタイミングを狙って、近くの席に座った時、もう単刀直入に「なんかお兄さんかっこいいですよね」って声をかけました。
川崎 典型的なナンパだw
りのこ こういうストレートなのは、良くないとは思いますけど。
川崎 でも、それがきっかけになったわけですよね。
りのこ はい。ちょうど旦那の方もちょっとつらい出来事があったばかりで、「こんな辛い時期に声をかけてくれるなんて、女神かもしれない」と、思ったんですって。
川崎 タイミング良かったんですね。
りのこ そうなんです。しかも、彼から見ても私は好きなタイプだったようです。偶然お互いが好みのタイプだったというわけで。
思わぬところにある偶然のような運命の出会い
川崎 そういうことってあるんですよね。
りのこ 私も、こんなことがあるんだなと、すごくびっくりしました。それで、ちょっと雑談して、どさくさに紛れて「彼女いるんですか?」って聞いたら、なんと「彼女はいない」って。「彼女いないんだったら付き合ってくださいよ」と、ノリで言ってみたんです。そしたら「いいですよ」って言われて。
川崎 そういうことってあるんですよね。実は私も今の夫との出会いは全く同じなんです。
りのこ そうなんですか!
川崎 はい。私も「わぁ〜、すごい顔がタイプ!」と、思ったんです。
りのこ あのイケメン旦那さんですね。
川崎 それで隣に座ってきた途端、電話番号教えてって言ったんでw
りのこ おんなじですね。
川崎 ねっ、同じでしょう。それで、私もすぐ「彼女がいるの?」って聞いて、そしたら、「いない」っていうので、「いいね〜」って返して。
りのこ 思わぬ共通点でした。
川崎 そうなんです。今、ちょっとびっくりしていました。
りのこ びっくりですね。
川崎 ちなみに、当時のりのこさんにはいなかったんですか? 特定のお相手は。
りのこ いませんでしたね、本当に出会い募集中で。私、そういうモードの時ってなんかめちゃくちゃアクティブなんですよ。
川崎 ちなみに、どんな風にアクティブなんですか?
りのこ 例えば、オフ会で知り合った人とか、S N Sで知り合った人とデートしたり、マッチングサイトも使っていました。あとは、知り合いのつて。「いい人いないかな?」って、めちゃめちゃ調べていましたね。デートも同時進行でしてはいました。
川崎 なるほど。じゃあ、その時は営業中だったわけですね。
りのこ あと片思いもしていましたね。
川崎 じゃあ好きな人は、心に秘めていたんですね。
りのこ 心に秘めていましたね。もうなんか一ヶ月に一回好きな人でできていました。
川崎 気を悪くしたらごめんなさい。もしかして、りのこさん、結構、惚れっぽいタイプですか?
りのこ 当時は惚れっぽかったですw
川崎 それは、パートナーを見つけたい時期だから惚れっぽかったのか、若かったから惚れっぽかったのか、その辺はどうですか?
りのこ そうですねぇ〜、若かったのと、やっぱりフリーで寂しかったのが大きいかなと。わかんないですけど、元々、惚れっぽいん質だったのかも。ちょっと童貞みたいなんですけど、優しい言葉掛けられたら好きになるとか、そのレベルでw
川崎 いや、惚れっぽいのはいいことですよ。だって、機会が増えるでしょ。
りのこ はい、増えますね。
自分に合っているお相手の解像度の高め方
川崎 逆に素敵だなと思ったんだけど、デートしてみたら嫌になっちゃったみたいな話をよく聞くんですよ。
りのこ 「蛙化現象」ですね。
川崎 そうなんです。好きって言われるともう嫌いになっちゃうみたいな子が結構、今多いから、なんでだろう、せっかく出会えたのにもったいないなと思って。
りのこ 相手をマイナス加点で見てしまうのかもしれないですね。一緒に過ごしていくうちに、相手の長所をいかに見つけるかが大事だと思います。あとは、自分の自己肯定感の問題かもしれないです。選んでくれたことに対して素直に喜べない。「私を選ぶなんてセンスいい!」って思えるといいですね。私も好き好き言われすぎたことで、うっとおしくなってしまった経験はあります。そういうときは、自分の時間を大事にしていました。恋愛100%の生活にせず適度な距離で付き合えると良いと思います。それでも無理!と感じたなら、その人はご自身とは合っていない方なんだと思います。
今回の対談ゲスト りのこさんのプロフィール
りのこさん
結婚相手を逆ナンで捕まえた元肉食女子。IT企業でOLをしながら、Twitterや女性向けメディアで彼と長続きするコツや美容情報を発信しています。令和時代の出会い方や、男性意見を取り入れた、リアルな恋愛記事が好評。掲載媒体はマイナビウーマン、週刊SPA!、AMなど多数。
今回の対談を主催した 魔女のサバト 川崎貴子のプロフィー
リントス代表。25歳のときに、働く女性のための人材コンサルティング会社を設立。
以来、一貫して「働く女性の成功・成長・幸せをサポート」する仕事に携わり、人材紹介事業や教育事業、女性活躍支援コンサルティング事業などを展開。
現在は、リントス代表、ベランダ株式会社取締役。著書に『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる』など。2児の母。