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「結婚したいかわからない」と思ったら、結婚したほうがいい

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こんにちは、トイアンナです。
「結婚したいかわからない」というのは、多くの女性が1度は抱える悩みです。

だって、結婚したからって幸せになれるとは限りません。
SNSを見れば泥沼離婚の投稿ばかり。
毒親育ちならなおさら「親みたいな結婚はしたくない」と思うはず。

ただ、「結婚したいか、したくないかわからない」という感覚でいるならば、絶対に結婚したほうがいい……というのが、私の持論です。

目次

「結婚したいかわからない」と言えるのは年収600万円以上の特権

シングルでも幸せになれる。それは本当です。
一方で、シングルでも幸せな方には条件があります。
それは、自分の人生を自分ひとりで運営していく覚悟が決まっていること。

若いうちからマンションを買って、老後の資金計画も立てて。
そのために収入アップを計画して、副業も始めて。
そうやって、親がいなくなったあとの人生を自分で回していく気合いが入った方が多いのです。

もし、いまの時点であなたの年収が600万を超えていて、積立NISAもiDeCoも万全で、あとは追加で保険を考えるか?
といったところまで、話が済んでいるならそれでよし。
さらに、一人でも寂しさを感じないタイプで、友達がいることすら煩わしい……と思うタイプなら、一人暮らしが性に合っているでしょう。

ですが、実家暮らしで、貯蓄もそこまで作れておらず……となれば、そもそも老後どうする? という問題が出てきます。
そこをクリアできていても、普段から寂しがりで、休みは友達と遊びたいほうであれば「その子達がいきなり結婚していったら、どうする?」という、孤独との戦いが始まります。

そもそも、「結婚したいかどうかわからない」と言えるのは、おひとり様が好きな、都心部なら年収600万円以上の女性だけが持てる特権です。残酷な話ですが……。

「結婚しないでいる」ことの精神的コストが高すぎる

そして。「結婚しないでいる」ことには、コストがかかります。
それは「なぜ結婚しないの?」「なぜ結婚しなかったの?」という無邪気で失礼な問いに、一生答えなくてはいけないコストです。

日本では、大半の人が結婚したいと思っています。
これだけ多様性が広まった2024年でも、新成人の78%が「結婚したい」と答えています
そして、82%の人が人生で1度は結婚します。

「結婚したくない」と思う人が差別されにくくなっただけで、大半は結婚していくわけです。
実際、私の周りで「結婚なんて興味ないよ」といっていた友人らも、35歳を手前にどんどん結婚していきました。
「結婚しない」ということは、相当なレアキャラになるということです。

そして、レアであるならば「なぜ、わざわざ少数派になったの?」という問いを投げかけられるわけです。
最初のうちは「選んでくれる人がいなくてねえ……」なんて穏便な返しができても、100回、1,000回となるとしんどいわけで。
むしろ、このしんどさが理由で「ええい、もう結婚してやる!」と、婚活を決意する方がいるくらいです。

いまどき、生涯シングルでいる人にこんな無礼なことを言う人がいたら、「まあ失礼ね! わたくしが言論でぶっ飛ばしてあげてよ!」と思うのも事実なのですが、「なんで結婚しないの?」と無邪気に聞いてくるアホが全員寿命で死ぬまでには、あと40年くらいかかりそうです。

それに耐えるなら、まあまあ強い意思が必要です。
そして、「断固として結婚したくない」ではなく「結婚したいかわからない」と考える方には、きっとその不屈の精神が備わっていないはず。
だったら、結婚したほうがいいんじゃない? という話なのです。

「結婚したいかわからない」は、決断を先送りしているだけ

そして、「結婚したいかわからない」という言葉の裏には「今すぐ結婚するかどうかを決めたくない」という精神性があります。20歳ならそれでいいでしょう。25歳でもいい。でも、30歳でそれを言っていたら、いつ「結婚したいかどうか」決断できるのでしょうか。

「結婚したいかどうか」を決められるのは、そもそも「自分と結婚してくれる人がたくさんいる」ときだけです。年齢が上がれば上がるほど、あなたが美人だろうが高収入だろうが、結婚相手の候補は減っていきます。
なぜなら、単純に男性もどんどん結婚していって、既婚者になるからです。

つまり、今は「結婚したいかどうかわからない」と言えるかもしれませんが、「いざ、結婚したい!」と心が決まったときには、適齢期を過ぎてしまったせいで結婚相手がいないかもしれないのです。

だったら、選択肢があるうちに真剣に婚活なり、出会いを探すなりを半年くらいやってみたほうがいい。
そこでいい出会いがあれば、あなたは「結婚したい女」になれます。
逆に「どう考えても、この期間に出会った方々と結婚したくない」と思うなら「結婚したいかどうかわからない女」ではなく「結婚しないことに決めた女」に進化できます。そうしたら、先程の老後対策などを始められます。

何も決めない状態は、楽ですが逃げです。
このままズルズルと、結婚も「しなかった」ではなく「できなかった」自分になって、老後の不安を抱えて生きていくのはもったいなくありませんか。

いつまでたっても「結婚したいかどうかわからない」のは、行動が足りていないからです。
まずは半年や1年といった期限を決めて、思い切り出会いを増やしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

1987年生まれ。慶應義塾大学卒業後、外資メーカーで勤務してのち、独立。 婚活予備校「魔女のサバト」主催者のひとり。書籍『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門(イースト・プレス)』『やっぱり結婚しなきゃ! と思ったら読む本: 35歳からのナチュ婚のすすめ』(河出書房)など多数。

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