結婚はしてもいいし、しなくてもいいもの。選択も決断も自由だけど、私には自分がどうしたいのかわからない……。
婚活や結婚の情報があふれる中、そもそも結婚したいのかどうかすらわからなくて、迷子になっていませんか?
結婚したいかわからないという悩みは漠然としているかもしれませんが、だからこそ辛いものだと思います。
何をすればいいのか、どうやって状況を打開すればいいのかさえわからなくて、どんどん苦しくなりがちです。
この記事では、結婚したいかわからないと思う原因を探り、それを乗り越えるための具体的なアドバイスも解説していきます。自分自身と向き合う時間を持ち、結婚という人生の選択について、よりクリアなビジョンを持つための一歩を踏み出しましょう。
結婚したいかわからないから辛い。あなたのその思いを、原因究明しましょう

結婚したいかわからないという思いを抱えて悩んでしまう原因として、主に次の5つが挙げられます。
- 仕事と結婚生活の両立ができるか不安
- 結婚に対する具体的なイメージがない
- 親からのプレッシャーや期待が重い
- 婚活がうまくいかなくて疲労している
- 結婚を考えていた彼と別れてしまった
それでは順番に見ていきましょう。
仕事と結婚生活の両立ができるか不安
結婚と仕事の両立は、多くの人が抱える不安であり、そして課題です。仕事に打ち込む中で、結婚生活がそのキャリアにどのような影響を及ぼすのか、不安を感じるのは自然なことです。特に女性にとっては、出産や子育てといった要素が加わり、これらの懸念はより一層大きくなることがあります。
結婚に対する具体的なイメージがない
結婚と一言で言っても、その形は人それぞれです。親や周囲の結婚生活を見て育ってきたとしても、自分自身が結婚生活を送るとなると具体的なイメージが湧かないことも多いでしょう。結婚生活の実態は、日々の生活の中での協力や、お互いの価値観の共有、時には衝突とその解決など、多岐にわたります。これらが具体的にイメージできないために、「結婚したいかわからない」という気持ちが生じるのです。
親からのプレッシャーや期待が重い
親や親族からの結婚に対するプレッシャーは、多くの人が感じる重圧です。特に親世代は「結婚して家庭を持つことが当たり前」という価値観を根強く持っていることが多いです。こうした他者からの期待は、自分自身の本当の気持ちと矛盾することもあり、結婚への迷いを生じさせます。特に結婚にプレッシャーをかけられることが苦痛で婚活を始めた方は、自分が本当に結婚を望んでいるのかよくわからなくなっているのではないでしょうか。
婚活がうまくいかなくて疲労している
婚活を進めていると、厳しい現実に直面することは避けられません。色んな人とデートに行ってみてもイマイチ、交際まで思うように進まないといったことが重なると、理想のパートナーを見つけることの難しさに疲れてしまうでしょう。こうした疲労は、結婚への意欲の低下につながりがちです。婚活疲れは自信を損ね、結婚に対するポジティブなイメージを損なう原因となり得ます。
結婚を考えていた彼と別れてしまった
結婚を視野に入れていた彼と破局を迎えると、深い失望感や悲しみに打ちのめされると思います。特に何年も付き合った結果の破局であった場合、今後の恋愛や結婚に希望が持てなくなることもあります。また、彼の浮気が原因で別れたならば、結婚への不安や恐怖が増してしまうことも……。失恋や裏切りによる傷が癒されていないと、恋愛や結婚そのものに嫌気が差してしまうものです。
結婚したいかわからない。その悩みを解消するためにできること

それでは、結婚したいかわからないという状況を解決するためには、どうすれば良いのでしょうか?
方法として、次の5つが挙げられます。
- 既婚者の友人に相談してみる
- とりあえず婚活をしてみる
- 失恋が苦しいならば、恋愛を忘れてみる
- 婚活に疲弊しているならば、婚活から離れてみる
- 専門家の助けを借りる
それでは順番に見ていきましょう。
既婚者の友人に相談してみる
結婚について迷っているとき、既婚者の友人に相談することは非常に有効です。実際の結婚生活がどのようなものか教えてくれて、具体的なアドバイスや情報を提供してくれます。結婚生活の楽しさと大変な点を聞き出すことで、よりリアルに結婚生活のイメージがつきます。子どもを持つことを考えている人ならば、育児をどうやって夫婦で協力して行っているのかも聞いてみると良いですね。
とりあえず婚活をしてみる

なんとなく結婚を意識し始めてはきたけど、そもそも結婚したいかわからない……
そんな迷いがある場合、とりあえず婚活を始めてみることも一つの方法です。婚活を通じて様々な人と出会い、交流することで、自分が求めるパートナーシップの形が何であるか、あるいは結婚そのものについての考えが明確になることがあります。頭の中で延々と悩み続けるよりも、実際に行動して体験してみることで、新たな発見があるかもしれませんよ!
失恋が苦しいならば、恋愛を忘れてみる



こんな風に傷つくくらいなら、もう恋愛も結婚もしたくない……
手ひどい失恋や破局を経験したことで、結婚したいかわからないと感じている場合、一時的に恋愛から離れてみることも有効です。自分自身の内面に目を向け、心を癒すことを優先しましょう。何もかも忘れて、自分の趣味に没頭するのもおすすめです!
焦らずにたっぷりと充電期間をもうけることで、自然と失恋の痛みから回復して、また恋愛や結婚を考えるようになるかもしれません。
婚活に疲弊しているならば、婚活から離れてみる



ちっともうまくいかない婚活にうんざり……
婚活によって疲弊している場合、一時的に婚活から離れることも大切です。婚活市場は時に厳しく、失敗や拒絶が度重なると自分への自信が失われたり、自己肯定感が下がってしまうこともあると思います。婚活から距離を置くことで、精神的なバランスを取り戻し、自分自身の価値や幸せについて深く考える時間を持つことができます。
とにかく結婚したい一心で婚活を進めている人にとって、婚活を休むという選択は難しいものです。けれど早く相手を見つけなければいけないと焦りばかりが募り、追い詰められてしまっているならば早めに休息を取った方が良いです。
専門家の助けを借りる
時には、婚活専門カウンセラーなどの専門家の助けを借りることも有益です。もし結婚相談所などの婚活サービスを利用しているならば、そこのアドバイザーの方に「実は結婚したいのかわからなくなっていて……」と打ち明けてみても良いでしょう。あなたの悩みをプロの視点から客観的に見て、結婚に対する迷いや不安を解消するための新たな視点を提供してくれます。
結婚したいかわからない自分の本音を見つけるには


結婚したいのかしたくないのか、自分の気持ちなのによくわからないと困っている方には、自分の本音を見つけるために自己対話が必要です。
そのためには、次の3つが重要です。
- 世間の常識や親のプレッシャーを振り払う
- 結婚にマイナスな思い込みがないか確認する
- 自分の幸せに結婚が必要か考える
それでは順番に見ていきましょう。
世間の常識や親のプレッシャーを振り払う
結婚に対する自分の本音を見つける第一歩は、世間の常識や親からのプレッシャーを一旦脇に置くことです。真面目な女性ほど、他人の目を気にし過ぎて、自分の本当の感情や願いを見失っています。でも、他の誰でもない自分自身の人生を生きなければ、あなたの幸せは手に入らないですよね。
親に「結婚してほしい」と言われているから。結婚した方が世間体がいいから。そうやって婚活を始めると、パートナーを選ぶときも他人の評価を気にして選ぶことになってしまいます。
周りの声にまったく影響されずにいることは難しいかもしれません。けれど、「すべての最終決定権を握っているのは私だ!」という強い気持ちを持つように意識してください。
結婚にマイナスな思い込みがないか確認する
結婚に対するマイナスな思い込みや先入観は、本当は結婚したいのにその思いを打ち消すことになります。これらの思い込みは、過去の経験、周囲の意見、メディアからの情報など、様々な要因によって形成されることがあります。自分が持っている結婚に関するネガティブなイメージや信念を洗い出し、それらが現実に基づいたものなのか、あるいは誤った先入観に基づいているのかを検討することが重要です。
おすすめなのは、ノートを用いた内観です。
まずは落ち着いた静かな場所でノートを開き、結婚に対して抱いているイメージを書き出してみましょう。思いつくままにどんどん書き出してみてください。
そして、書き出した言葉や文章に、自分でツッコミを入れてみるのです。



これって本当に真実? 私の勝手な思い込みじゃない?
自分の結婚に対する価値観を客観視し、偏ったものを洗い出して新しい価値観に入れ替える。この作業をすることで、結婚に対するネガティブなイメージの改善が望めます。
自分の幸せに結婚が必要かを考える
最終的には、自分の幸せに結婚が必要かどうかを考えることが重要です。結婚は多くの人にとって幸福をもたらすものとなりますが、すべての人にとって必須ではありません。自分の価値観、人生の目標、パートナーに求める条件などを考慮し、結婚が自分の幸せにとってどういう役割を果たすのかを見極めることが重要です。また、結婚以外の生き方や関係性にも目を向け、自分にとって本当に幸せな生き方を見つけることも大切です。
結婚したいかわからない状態は、自然と変わることもある


結婚したいかわからないという状況は、自然と変わることもあり得ます。
そのタイミングとして、次の2つが考えられます。
- 結婚適齢期を迎えたら結婚したくなるかも
- 恋に落ちたら結婚したくなるかも
それでは順番に見ていきましょう。
結婚適齢期が訪れたら結婚したくなるかも
あなたがまだ20代前半であれば、まだ周りの友人でも結婚している人が少なく、結婚したいのかわからない状態かもしれません。しかし、20代後半から30代前半のいわゆる「結婚適齢期」と言われている時期が訪れると、結婚に対する考え方が変わることがあります。年齢と共に変化する生活環境、キャリアの安定、周囲の友人や知人の結婚などが、結婚に対する意欲を高める要因となるからです。
また、年齢を重ねることで、自分自身の人生やパートナーシップに対する考えが成熟し、結婚という選択肢がより魅力的に感じられるようになることもあります。このように、人生の進行と共に、結婚に対する意識や欲求が変化することは自然なことです。
恋に落ちたら結婚したくなるかも
とても素敵な男性と出会って恋に落ち、これまではまったく結婚なんて考えていなかったのに、結婚したいと思うようになった……そんなことも起こり得るのが恋愛です。恋愛は結婚に対する考え方を根本から変える力を持っています。特に深い愛情や絆を感じる関係が築けたとき、以前は結婚に消極的だった人も、パートナーとの将来について真剣に考え始めることがあります。
それ自体はとても素晴らしいことですが、一時的な高揚感に任せて結婚するのには注意が必要です。この人とこれから先の長い人生を歩んでいけるのか、という点から相手の人間性をしっかりと見極める冷静さだけは保っておきましょう。
結婚したいかわからないときは、焦らずに自分を見つめ直して


結婚したいかわからないという悩みは不安やネガティブな経験からくるものですが、自分自身の願いや価値観と向き合う絶好の機会でもあります。結婚に対する迷いが生じたとき、重要なのは焦らずに自分自身を深く見つめ直すことです。
自分の内面に耳を傾け、本当は何を望んでいるのか、どのような人生を歩みたいのかを考える時間を持つことが大切です。自分の幸せとは何か、自分にとっての理想的な人生とはどのようなものかを考えることで、結婚に対する価値観が明らかになるでしょう。
真面目な女性ほど、結婚に対して深刻に思い悩む傾向にありますが、結婚はあなたが幸せにあなたが幸せになるための手段に過ぎません。何よりも大事なことは、結婚をしてもしなくても、自分が幸せでいることですからね!
あなたが結婚したいかわからないという悩みを解消し、自分らしい幸せを追求していくことを願っています。